変動金利の続きです。
まずは先日【住宅ローン考察】の復習から。
変動金利で借入した場合のトータルコストは、当初の金利で10年を計算して11年目以降は、4.4%で計算すると平均的な( 過去の推移から判定した )トータルコストを出す事が出来ます。これはあくまでも平均的な数値なので、将来に大きな経済的な変化が起きるとこの限りでは有りません。しかし、現時点での経済状況を考慮しても、金利が大きく上がる要素は見当たりませんのが、金利の変動には十分に注意しておくことをお勧め致します。
さて今日は諸経費を含めたコストを計算してみます。諸経費の内訳は、① 保証料 ② 融資関係事務手数料 ③ 団体信用生命保険料 の3つです。順に説明しますと、①の保証料とは連帯保証人の代わりに保証会社にローンを保証してもらう費用で、保証会社にお支払います。一般的なケースでは、2.06%程度です。②の融資事務手数料は金融機関に支払う手数料の事で、0円~52,500円の範囲といったところでしょう。これについては、31,500円の所が多く見受けられます。最後に③の団体信用生命保険ですが、これに付いてはほぼ金利に内包しているケースが多いので、0円として計算していいでしょう。
そうすると保証料は、現金の4,000万円の2.06%は824,000円 融資事務手数料は31,500円 団体信用生命保険は0円 諸経費合計は855,500円となり、これらの諸経費を含めたトータルコストは55,369,299円となります。
千金堂大学学長の小林です。
今日から少しづつ住宅ローンについて書いていきたいと思います。
今日からUPする内容は、千金堂大学の賢く暮らすマネー学科の講師を務めて頂いている、淡河範明先生が書かれている〝 ウサギのローンカメのローン ″から引用させていただいています。かなりわかり易く書かれています。学長としては一押しの書 と 言えます。
いっきに住宅ローンについて勉強したい方は、是非ご購入ください。発行所は(株)エクスナレッジです。それでは今日は、変動金利について触れて見たいと思います。今、色々な金融機関での変動金利はさまざまですが、一番安いところで0.8%(都民銀行)で、一般的には0.85%と言ったところでしょう。さてここでよくお客様から聞かれることなんですが、トータルコストの算定はどのようにして、計算すればいいの? と言った事です。確かに将来の金利って誰も予測できませんからね。いくつかの方法があるようなのですが、その一つが過去の金利の平均値を採用する方法です。その金利平均は現段階では4%です。これに将来に向けての安全率をみて、さらに0.4%を上乗せした4.4%となります。当初を0.85%とすると11年目以降を4.4%で計算すると、平均的なトータルコストを把握することができます。例えば4,000万円を変動金利 0.85% 全期間優遇金利1.625%で借入期間を35年とすると下記の様になります。
最初の10年の支
払金額 110,139円 0.85%で計算
11年~ 137,656円 2.775%
( 4.4-1.625)で計算
トータルコスト 54,513,799円
利息分 14,513,799円 といった結果になります。次回は保証料や事務手数料を考慮するとどうなるか?試算してみましょう。今日は4.4%と言う数字を覚えておいて下さい。
【住宅ローン考察②】